Rattan Life ラタンと暮らす
籐の種類 籐の種類

1.マナウ (Manau)
最も太く強靭な籐で、マレーシア北部、スマトラ島などの山間部の傾斜地で生息し,30 ~ 80mmφほどの太さがあり、約15 年かけて成長します。節目は低く太さも均等で繊維が細かく、硬くて美しいホーロー質で覆われています。ヨーロッパでは皮付きのまま使われることもあります。収穫量が大変少なく、貴重な材料です。
2.セガ (Sega 色牙)
カリマンタン奥地に分布し、太さ4 ~ 12mm 程度のつる状の籐です。葡萄のような紫色の果実は食用に供されます。美しい艶のあるホーロー質の表皮で覆われており、主に敷物として、また皮籐として巻材や椅子の座面や背もたれによく使われます。
3.トヒチ (Tohiti)
スラウェシに多く分布し、約10 ~ 30mm 程度の太さです。加工性に優れているので椅子などのフレームに多く使われています。皮付きのままでも充分使用に耐えられるほど白く美しい材料です。
4.ロンティ (Lonti 倫地)
セガと異なりホーロー質がないために艶はあまりありませんが、柔軟性に富んでいます。品質の良いものは、皮籐として利用され、ヨーロッパでは染色して使われます。巾の狭い割籐に加工して巻材としたり、目積、四つ目などの機械編みの材料、濡らしてカゴや椅子を編むのに使用します。
5.バターン (Batang)
比較的まっすぐで柔軟性があまりないので、曲げにくい籐です。緩やかな曲線を出す部分に使用します。マナウが少なくなった現在、バターンが主要材料になりました。
6.ウンプル (Umbulu)
軽くて柔らかい素材です。繊維が荒いために、細かな丸芯にはなりませんが、バスケットなどの編み材として使用します。皮籐としても使いにくいですが、比較的安価な籐です。

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